1.0.0 - ci-build
JPCoreV1 - Local Development build (v1.0.0). See the Directory of published versions
項目 | 内容 |
---|---|
定義URL | http://jpfhir.jp/fhir/core/StructureDefinition/JP_DiagnosticReport_LabResult |
バージョン | 1.0.0 |
名前 | JPDiagnosticReportLabResult |
タイトル | JP Core Diagnostic Report Lab Result Profile |
ステータス | アクティブ(2021-11-03) |
定義 | このプロファイルはDiagnosticReport リソースに関し検体検査の1項目を対象として表現し、データを送受信するための基礎となる制約と拡張を定めたものである。 |
公開者 | FHIR® Japanese implementation research working group in Japan Association of Medical Informatics (JAMI) |
Copyright | FHIR® Japanese implementation research working group in Japan Association of Medical Informatics (JAMI) |
ソースリソース | https://simplifier.net/jp-core-draftv1/jpdiagnosticreportlabresult |
本プロファイルは、患者に関連付けられた検査結果を記録、検索、および取得するためのDiagnosticReport
リソースを使用するにあたっての、最低限の制約を記述したものである。またこのプロファイルを使用するときに、どの要素、拡張機能、語彙、および値セットがリソースに存在する必要があるかを示す。
検体検査結果は、通常はObservation
リソースを参照するDiagnosticReport
リソースを使用してグループ化および要約されたものである。
各Observation
リソースは、個々の検体検査と結果値またはコンポーネントの結果値を表す。 また、レポート形式またはフリーテキストで表示することもできる。
本プロファイルは、以下のようなユースケースを想定している。
Patient
リソースからの指定された(患者の)検体採取日、検査項目、検査オーダの依頼科での検体検査情報の参照Patient
リソースからの指定された(患者の)検体採取日、検査項目、検査結果値(範囲、または範囲外)検査オーダの依頼科での検体検査情報の参照Patient
リソースからの指定された(患者の)検体採取日、検査項目、検査結果値(特定のコード)検査オーダの依頼科での検体検査情報の参照Patient
リソースからの指定された(患者の)検体採取日、検査項目、検査結果値(特定の文字列)検査オーダの依頼科での検体検査情報の参照Observation
リソースや、Patient
リソース等)の参照。
–>
多くの診断プロセスは、観察(Observation
)と診断レポート(DiagnosticReport
)を生成する手続きである点に留意する必要がある。
Observation
リソースとは 対照的に、DiagnosticReport
リソースには通常、いくつかの所見、画像、画像レポート、テキストおよびコード化された解釈、テンプレート化された報告書などが含まれる。検体検査レポートは、DiagnosticReport
リソースを使用して表す必要がある。Observation
リソースは、特定の調査のいくつかの小さな所見のまとめを提供するためにDiagnosticReport
から参照される。
このプロファイルは、以下のリソースに対して定義された各プロファイルから直接参照される可能性がある。
CarePlan
ChargeItem
ClinicalImpression
Communication
CommunicationRequest
Condition
Contract
DeviceRequest
DeviceUseStatement
FamilyMemberHistory
GuidanceResponse
ImagingStudy
Immunization
MedicationAdministration
MedicationStatement
Procedure
RequestGroup
RiskAssessment
ServiceRequest
SupplyRequest
次のデータ項目はデータが存在しなければならない(必須)であるか、あるいは、データが送信システムに存在する場合はサポートされなければならない(Must Support)要素である。
DiagnosticReport
リソースは、次の要素を持たなければならない。
status
︓検体検査情報項目の状態は必須である。code
︓このリソースは何の検体検査情報項目であるかを示すため必須である。このプロファイルではMustSupportMustSupportを定めていない。
このプロファイルでは拡張定義は行っていない。
Path | 定義 | バインディング強度 | バリューセット |
---|---|---|---|
DiagnosticReport.status |
レポートのステータス | Required | DiagnosticReportStatus |
DiagnosticReport.category |
レポート(所見)を作成した部門 | Preferred | DiagnosticServiceSectionCodes “RAD”, “RX”, “CT”, “NMR”, “NMS”, “RUS”, “VUS”, “OUS”, “CUS”などを指定。デフォルトは”LAB”。 |
DiagnosticReport
リソースのインタラクション一覧の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。
DiagnosticReport共通情報プロファイル#インタラクション一覧
コンフォーマンス | パラメータ | 型 | 例 |
---|---|---|---|
SHOULD | subject ,category |
reference |
GET [base]/DiagnosticReport?subject=Patient/123&category=LAB |
SHOULD | subject ,category ,based-on |
reference ,reference |
GET [base]/DiagnosticReport?subject=Patient/123&category=LAB&based-on=ServiceRequest/456 |
SHOULD | subject ,category ,date |
reference ,date |
GET [base]/Observation?subject=Patient/123&category=LAB&date=le2020-12-31 |
このプロファイルでは必須(SHALL)としての検索項目は定義していない。
次の検索パラメータはサポートすることが推奨される。(SHOULD)
subject
の各検索パラメータに一致するObservation
リソースを含むBundleを取得することができる。
GET [base]/DiagnosticReport?subject={reference}&category={token}
例:
GET [base]/DiagnosticReport?subject=Patient/123&category=LAB
subject
,based-on
の各検索パラメータに一致するObservation
リソースを含むBundleを取得することができる。
GET [base]/DiagnosticReport?subject={reference}&category={token}&based-on={reference}
例:
GET [base]/DiagnosticReport?subject=Patient/123&category=LAB&based-on=ServiceRequest/456
subject
,date
の各検索パラメータに一致するObservation
リソースを含むBundleを取得することができる。
GET [base]/DiagnosticReport?subject={reference}&category={token}&date={date}
例:
GET [base]/DiagnosticReport?subject=Patient/123&category=LAB&date=2021-11-08
このプロファイルでは、オプション検索パラメータ(MAY)は定義していない。
このプロファイルではOperationは定義していない。