電子カルテ情報共有サービス2文書5情報+患者サマリー FHIR実装ガイド JP-CLINS(CLinical Information Sharing ImplementationGuide) v1.6.0
1.6.0 - release Japan

電子カルテ情報共有サービス2文書5情報+患者サマリー FHIR実装ガイド JP-CLINS(CLinical Information Sharing ImplementationGuide) v1.6.0 - Local Development build (v1.6.0) built by the FHIR (HL7® FHIR® Standard) Build Tools. See the Directory of published versions

Resource Profile: JP_ServiceRequest_Common - Detailed Descriptions

Active as of 2024-09-18

Definitions for the jp-servicerequest-common resource profile.

Guidance on how to interpret the contents of this table can be found here

0. ServiceRequest
Definition

診断のための検査、治療、手術などのサービスリクエストの記録

Shortサービスリクエスト
2. ServiceRequest.meta
4. ServiceRequest.meta.lastUpdated
Must Supporttrue
6. ServiceRequest.identifier
Definition

リクエストの発注者、受注者、サービスの実施者によるインスタンスに割り当てられた識別子。

Shortサービスリクエストを識別する業務ID。
Comments

この要素は、発注者(HL7 v2 では 'Placer' )とリクエストに応じて観察、行為等を実施した者(HL7 v2 では 'Filler' )を区別するために用いられる。

NoteThis is a business identifier, not a resource identifier (see discussion)
8. ServiceRequest.instantiatesCanonical
Definition

このサービスリクエストに部分的、または完全に関わる、FHIRで定義されたプロトコル、ガイドライン、オーダセットまたは他の定義を指しているURL

ShortFHIRのプロトコール、定義への参照
Comments

PlanDefinitionリソースは、実行されるアクションのシリーズ、シーケンス、またはグループを記述するために使用され、ActivityDefinitionリソースは、特定の各ステップまたはアクティビティを定義するために使用される。詳細は、PlanDefinition のBoundaries and Relationshipsセクションを参照してください。(訳注:R4とR4Bの本文に誤りあり、修正されたR5を翻訳)

10. ServiceRequest.instantiatesUri
Definition

このサービスリクエストに部分的、または完全に関わる、外部の管理されたプロトコール、ガイドライン、オーダセットや他の定義へのURL参照

Short外部のプロトコール、定義への参照
Comments

HTMLページ、PDFなど、名前で解決できないURI識別子

12. ServiceRequest.basedOn
Definition

このリクエストによって実施すべき計画、提案、オーダの詳細(への参照)

Shortリクエストするリソースへの参照
TypeReference(CarePlan, JP_ServiceRequest_Common, JP Core MedicationRequest Profile)
14. ServiceRequest.replaces
Short完了または終了したService Requestリソースの代替(への参照)
TypeReference(JP_ServiceRequest_Common)
16. ServiceRequest.requisition
Definition

一人の発注者によっておおよそ同時に署名されたサービスリクエストの全てに共通する識別子で、複合、またはグループIDを表現する。

Shortサービスリクエストの複合ID(別名 グループID)
Comments

サービスリクエストは、basedOn要素、このrequisition要素によって関係付けられる。同じrequisition要素の一部であるサービスリクエストは、初めに作成された後にその状態と管理が変化する視点から、一般的に独立して扱われる。

18. ServiceRequest.status
Definition

オーダの状態

Shortサービスリクエストの状態
Comments

status要素は、一般的に発注者の完全な制御下にあり、オーダが起案か有効かを決定し、有効化された後は、競合、停止、または中断される。受注者の活動に関連する状態は、対応するイベント(一般的な議論についてはEventパターンを参照)またはTaskリソースを使用して反映される。

20. ServiceRequest.intent
Definition

この要求が、提案、経過、オリジナル、繰り返しかどうかを示す。

Shortサービスリクエストの意図(proposal | plan | directive | order | original-order | reflex-order | filler-order | instance-order | option)
Comments

この要素は、リソースが実際に適用されるタイミングや方法を意図的に変更するため、修飾子と表現される。

22. ServiceRequest.category
Definition

検索、分類、表示の目的でサービスを分類するコード(例 「外科的手技」)

Shortサービスリクエストの分類
Comments

リソースを検索または表示するためのコンテキストまたはユースケースに応じて、複数の分類軸が存在する場合がある。粒度のレベルは、Value Setのカテゴリー概念によって定義される。

BindingFor example codes, see ServiceRequestCategoryCodes
(example to http://hl7.org/fhir/ValueSet/servicerequest-category)
24. ServiceRequest.priority
Definition

このサービスリクエストはどの程度早く対処されるべきかを示す。

Shortサービスリクエストの緊急度(routine | urgent | asap | stat)
26. ServiceRequest.doNotPerform
Definition

要求された特定のサービス(例、手技、診断のための検査、また検査パネル)の識別子

Short値が真の時、サービスや処置は実施不可
Comments

一般的には、コードと時間枠のみであるが、時には体の部位や実施者などの修飾語を追加して、禁止範囲を狭められる。code要素とdoNotPerform要素がともに否定を含む場合、禁止を強化することになり、二重否定解釈をしてはならない。

28. ServiceRequest.code
Definition

要求された特定のサービス(例、行為、診断のための検査、また検査パネル)の識別子

Shortリクエストの内容を示すコード
Comments

多くの検査・放射線処置コードは、血清または血漿グルコース、胸部 X 線など、検体・器官系が検査オーダー名に埋め込まれている。検体は、検査コードとは別に記録されないかもしれない。

BindingFor example codes, see ProcedureCodes(SNOMEDCT)
(example to http://hl7.org/fhir/ValueSet/procedure-code)
30. ServiceRequest.orderDetail
Definition

リクエストの提供方法に関する追加の詳細および指示。例えば、尿道カテーテルのサービスリクエストには、外部または留置カテーテルのリクエストの詳細があり、包帯のサービスリクエストには、包帯の適用方法を指定する追加の指示が必要な場合もある。

Short追加のオーダ情報
Comments

リクエストされたサービス提供の指示についての医療記録からの情報については、supportingInformation要素を使用。

BindingFor example codes, see ServiceRequestOrderDetailsCodes
(example to http://hl7.org/fhir/ValueSet/servicerequest-orderdetail)
32. ServiceRequest.quantity[x]
Definition

リクエストされるサービスの量。数量(例:1500ドルの住宅改造)、比率(例:1ヶ月に20回の半日訪問)、または範囲(例:1分間に2.0~1.8Gy)。

Shortサービスの量
Comments

サービスリクエスト時に、項目とは別に数を指定する必要がある。

[x] NoteSeeChoice of Data Typesfor further information about how to use [x]
34. ServiceRequest.subject
Definition

サービスが実行される対象(人または物)。多くは患者だが、動物、集団(人または動物)、透析器のような装置、また場所(点家的には環境調査)も対象となる。

Shortサービスリクエストの対象(個人または集団)
TypeReference(JP Core Patient Profile, JP Core Location Profile)
36. ServiceRequest.encounter
Definition

サービスがリクエストされる医療背景についての追加情報を提供する診療時の場面

Shortサービスがリクエストされる診療時の場面
TypeReference(JP Core Encounter Profile)
38. ServiceRequest.occurrence[x]
Definition

リクエストされたサービスを実施すべき日時

Shortサービスを実施すべき日時
[x] NoteSeeChoice of Data Typesfor further information about how to use [x]
40. ServiceRequest.asNeeded[x]
Definition

CodeableConceptが存在する場合、そのサービスを行うための前提条件を示す。例えば、「痛み」、「再発時」など。

Short前提条件
[x] NoteSeeChoice of Data Typesfor further information about how to use [x]
42. ServiceRequest.authoredOn
Definition

リクエストが有効化された日時

Shortリクエストの署名日時
44. ServiceRequest.requester
Definition

リクエストを開始し、その有効化に責任を持つ個人

Shortサービスを要求した人または物(要求者、発注者)
Comments

伝言をする者ではなく、署名者。この要素は、Provenanceリソースを通じて管理される委任を扱うことを意図していない。

TypeReference(JP Core Practitioner Profile, JP Core PractitionerRole Profile, JP Core Organization Profile, JP Core Patient Profile, JP_RelatedPerson, JP_Device)
46. ServiceRequest.performerType
Definition

リクエストされたサービスの実施者の役割

Short実施者の役割
Comments

参加者の資格ではなく役割。タスクではなく、能力を記述。例えば、「調剤薬局」、「精神科医」、「院内紹介」など。

48. ServiceRequest.performer
Definition

リクエストされたサービスを行うために望ましい実施者。例えば、外科医、皮膚病理医、内視鏡医など。

Shortサービスの実施者
Comments

実施者が複数の場合、順番に関係なく、優先順位のない実施者のリストとして解釈される。優先順位が必要な場合は、request.performerOrder 拡張を使用する。実施者のグループ(例えば、医師Aと医師B)を表すには、CareTeamを使用する。

TypeReference(JP Core Practitioner Profile, JP Core PractitionerRole Profile, JP Core Organization Profile, JP Core Patient Profile, JP_Device, JP_RelatedPerson, CareTeam)
50. ServiceRequest.locationCode
Definition

実際に行為が行われるべき好ましい場所を、コード化またはフリーテキスト形式で記述。例:自宅や介護施設など。

Shortリクエストされた場所
52. ServiceRequest.locationReference
Definition

実際に行為が行われるべき好ましい場所(複数可)への参照。例:自宅や介護施設など。

Shortリクエストされた場所(参照)
TypeReference(JP Core Location Profile)
54. ServiceRequest.reasonCode
Definition

このサービスがリクエストされる理由についての説明または根拠をコード化またはテキスト化したもの。しばしば(保険)請求を目的とされる。supportingInfoで参照されるリソースに関連する場合がある。

Short行為やサービスの説明・理由
Comments

この要素は照会理由を表し、サービスがどのように実行されるか、あるいは全く実行されないかどうかを決定するために使用される。CTスキャンの例で示したように、データが自由記述の場合は、CodeableConcept.text要素を使用する。

56. ServiceRequest.reasonReference
Definition

このサービスが要求される理由の正当性を提供する他のリソースを示す。supportingInfoで参照されるリソースに関連する場合がある。

Short行為やサービスの説明・理由(参照)
Comments

この要素は照会理由を表し、サービスがどのように実行されるか、あるいは全く実行されないかどうかを決定するために使用される。可能な限り具体的にするために、ObservationやConditionリソースへの参照が可能であれば使用されるべきである。また、DiagnosticReport を参照する場合は、DiagnosticReport.conclusion および/または DiagnosticReport.conclusionCode を参照する必要がある。DocumentReference への参照を使用する場合、ターゲット文書は、このサービス要求の関連理由を提供する明確な所見言語を含んでいなければならない。CTスキャンの例に示すように、データが自由記述(符号化されていない)の場合、 ServiceRequest.reasonCodeにCodeableConcept.text要素を使用する。

TypeReference(JP Core Condition Profile, JP Core Observation Common Profile, JP Core DiagnosticReport Common Profile, DocumentReference)
58. ServiceRequest.insurance
Definition

リクエストされたサービスを提供するために必要な保険プラン、適用範囲拡大、事前承認、および/または事前決定がある。

Short関連する保険情報
TypeReference(JP Core Coverage Profile, ClaimResponse)
60. ServiceRequest.supportingInfo
Definition

サービスやその解釈に影響を与える可能性のある、患者や検体に関する追加の臨床情報。この情報には、診断、臨床所見、その他の観察が含まれる。検査のオーダでは、一般的に「オーダエントリー時の質問(AOEs)」と呼ばれ ている。これには、オーダを完了するために必要な文脈や裏付けとなる情報を提供するために、実施者が明示的に要求した観察が含まれる。例えば、血液ガス測定のための吸入酸素量の報告などである。

Short追加の補助的な臨床情報(別名 オーダエントリー時の質問 Ask at Order Entry question; AOEs)
Comments

サービスの提供方法に関する情報を表すには、instructions 要素を使用する。

62. ServiceRequest.specimen
Definition

検査で使用する1つ以上の検体

Short検体
Comments

多くの診断的行為は検体を必要とするが、リクエスト自体は実際には検体に関するものではない。この要素は、診断検査が既に存在する検体に対してリクエストされ、適用される検体を参照するためのものである。逆に、検体が未知の時に最初にリクエストが入力された場合、SpecimenリソースがServiceRequestリソースを参照する。

TypeReference(JP_Specimen)
64. ServiceRequest.bodySite
Definition

行為を実施すべき解剖学的部位。目標とする場所。

Short体の部位(別名 場所)
Comments

ServiceRequest.codeにあるコードに暗黙の了解がない場合にのみ使用する。使用例として、BodySiteをインラインコード化された要素ではなく、別のリソースとして扱う必要がある場合(例えば、別々に識別し追跡するため)、procedure.targetBodyStructureの拡張を使用してください。

66. ServiceRequest.note
Definition

サービス要求について作成された、その他のメモやコメント。例えば、内部請求のメモなど。

68. ServiceRequest.patientInstruction
Definition

患者または消費者が理解できる言葉で指示。

Short患者、消費者向けの説明
70. ServiceRequest.relevantHistory
Definition

このリクエストの履歴で重要なもの

Shortリソースの履歴(バージョン管理)
Comments

この要素には、ServiceRequestのProvenanceの全てのバージョンではなく、重要と思われたものだけ含められる。現在のバージョンのリソースに関連したProvenanceリソースを含めてはならない(SHALL NOT)。(もし、Provenanceとして重要な変化と思われれば、以降の更新の一部として追加すべきである。それまでは、'_revinclude'を使って指定されたProvenanceのバージョンを直接クエリーできる。全てのProvenanceはこのRequestの履歴を対象とすべきである。)